どーも!なおちょです。
とある本を読んでいて、なるほどー!!と思ったことがあったので皆さんに紹介したい気持ちでいっぱいで、仕事がほとんど手につきませんでした。
紹介したい気持ちで、そわそわしてしまってね。
さて、そんな仕事が手につかなくなった原因とは、
ニーズとウォンツの違いについてです。
ニーズ(needs)とウォンツ(wants)
この単語は中学生で習いましたよね。
I need you!!とか、I want you!!とか良く聞くけど、学校で習ったことなかったなぁ。。。そんな文章を生徒に読ませてみたい。
ニーズって、社会人になってからもよく聞く言葉でしたが、ウォンツってあんまり耳にしたことが僕の経験上ではありませんでした。
僕自身、なんちゃってビジネスマンで、社内で「ニーズが!ニーズが!!」と無駄に連呼していた記憶があります。
お客様のニーズがある仕事を!なんてかっちょいい感じで言っているような方もいるようですが、それではだめらしい。
お客様のウォンツがある仕事を!じゃないと、ビジネスはうまくいかないってさ。
目次だよ!
ニーズとウォンツの違いは??
ニーズは必要なもの。
ウォンツは欲しいもの。
日常生活で例えるなら、
ニーズがあるものはトイレットペーパーやティッシュ、洗剤などの日用品。
ウォンツがあるものは、高級時計や高級車などの特別なもの。
これ、何となくニュアンス違うの分かりますよね。
ニーズに当たる日用品で買うのを躊躇することないと思うんですよ。
だけど、ないと困りますよね。
トイレットペーパーとか特に。いくらウォシュレットがあっても最終的に紙じゃないと取り切れない部分ってあるし。
一方、ウォンツに当たる高級時計や高級車って、なくても困りませんよね。
時計はいくらでも安いものもあるし、車も選ばなければ破格の中古車やレンタカーもあります。
では、ニーズを満たす商品とウォンツを満たす商品、どっちが高価??
もう、一目瞭然ですが、ウォンツを満たす商品ですね。
ウォンツを満たす商品は欲しくて欲しくてたまらない!!という状態にさせます。
そういったものは値段が上がりやすい。
ニーズのある日用品の値段が高騰したら、消費者は困り果ててしまいます。
トイレットペーパー 1,000円。誰が買うかっ!手で我慢するわ!!って僕ならなります。
一方、ウォンツがある商品はとしても値段が上がったとしても、すべての消費者が困ることはありません。
高額なお金を払ってまでもウォンツを満たしたい人が買ってくれればそれでいい。
要するに、ニーズを満たすものって値段が上がりにくいってことなんですよ。
薄利多売でやっていくしか方法がないんです。
どうやってウォンツを生み出すのか。
「お客さんはどういう欲求を持っているのか?」を考える必要があります。
ニーズを満たす商品の中でも、ウォンツを絡めた商品もあります。
例えばティッシュ。
ティッシュも日用品で、家にあるのは当たり前の商品ですよね。
そんなティッシュでも、肌に優しいティッシュってありますよね??
花粉症の時期に鼻をたくさんかむと、ティッシュの硬さで鼻の周りの肌が荒れてしまった。
そんな方に向けて開発されたのが、柔らかいティッシュな訳です。
肌を痛めた経験がある人は、通常のティッシュではなく柔らかいティッシュを「欲しい!」と思うはず。
これは、ニーズを超えたウォンツです。
世に出回っているもののほとんどが、ウォンツで成り立っていることにも気づかされます。
ガラケーがスマホになった。
白黒テレビがカラーテレビになった。
ブラウン管テレビが液晶テレビになった。
切符がPASMOやSuicaになった。
すべて、ウォンツが絡んでいます。
何を扱うにしても、ウォンツを盛り込むことが絶対条件。
今から普通のトイレットペーパー売ろうと思いませんよね。
どんなトイレットペーパー売ろうかな。